ラーメンスープに使われるたれには醤油だれ、味噌だれ、塩だれなどの種類があります。
どれも良さがあり、それぞれ人気を博していると言えるでしょう。
今回はその中でも塩だれに着目して見たいと思います。
以前は「お酒の後の締めの定番」「早く安く食べられる」「濃い味でボリュームがある」という印象が強かったラーメンも、今では様々な形に多様化しています。最近ではご自宅でラーメンを食べる機会が増えてきた方もいらっしゃるでしょう。
同じ「塩ラーメン」という名前でも各店独自のメニューが出来上がるため一概にいう事はできませんが、傾向としては後味がさっぱりして食べやすいことが多いです。他にも塩という調味料の特性として、食材本来の味わいを引き立たせる効果もあります。
そのさっぱり感から、おしゃれなランチや夕食というスタイルで食べられることも珍しくありませんし、メニューによっては若い女性や健康志向の方から人気を博しているものも多くあります。
また塩は生産地や生産方法によっても味が変わります。どんなスープと合わせるかだけでなく、どの塩を選ぶか等も味の大切な決め手です。
塩ラーメンの麺は細麺が定番です。あっさりとした塩だれのスープがほどよく絡まるので、最後まで喉越しを楽しむこともできます。
ここではご自宅で塩だれラーメンを食べる際の簡単なアレンジ例を1つご紹介しましょう。
使用する食材はチンゲン菜、メンマの2種類のみ。チンゲン菜はサッと茹で、水気を切って乗せます。メンマも調理済のものであれば、そのまま乗せればOKです。
チンゲン菜は甘み成分があり、塩だれととても相性が良いです。またメンマもチンゲン菜も食感が良いため、加えることでいつもとは一味違うラーメンを楽しめるでしょう。
東京・新宿のラーメン店「鶏そばかぐら屋」では、イタリアのシチリア産岩塩や瀬戸内産の藻塩をはじめ素材にこだわった塩だれのラーメンを提供しています。ぜひ足を運んでみてください。
2021.07.16/ 0投稿